賃貸住宅は間取りの自由度が低く、収納が足りないという悩みが珍しくありません。

しかし、賃貸住宅であってもアイデア次第で限られた空間を驚くほど使いやすく変えることが可能なのです。

最初に意識するべきことは、空間を立体的に捉えることです。

収納を考えるとき、棚に入れたり引き出しを使うという発想になりがちですが、壁やドア、天井に収納家具を設置してで収納エリアとして活用すると、物の多さからくる圧迫感を抑えながらすっきりと収められます。

例えば、壁には突っ張り棒やワイヤーネットを取り付けます。

賃貸物件に傷をつけることがありません。

キッチンにおいても、壁を利用することで調味料ラックとしても応用できます。

また、ドアの裏に吊り下げられるグッズは、細かな雑貨をまとめるのに最適です。

使用頻度の低い季節物は、天井近くの棚やベッド下のボックスに入れて、日常生活を送るうえでの動線を妨げない工夫をしましょう。

さらに、家具を選ぶ際は専用ではなく兼用できるタイプを探しましょう。

ソファの下やベッドの下に引き出しが付いているタイプは最適で、スペースを節約することができる物置になります。

賃貸物件であっても、自分の暮らし方に合った収納術を見つけて、限られた空間を最大限活用できるようにしましょう。